LAURIER(ローリエ)
ライター情報:神崎桃子
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なかなか忘れることができない……。
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彼と過ごした夜、彼の甘い囁き、優しい言葉をどこかで信じたい。
強く求め合い抱き合った行為を男の愛であるとすがりたがる。
彼との時を思い出せばだすほど、
『こんな簡単にあっけなく終わるはずがない』
『彼が何も言わず人をバッサリと断ち切るようなひどいことをするはずがない』……などとお人好しを通り越してお馬鹿な女に成り下がる。
あまりにもいきなりやってくる別れ、あまりに強制的な別れ……それを好きな男が自分にやってのけたのだと納得するまでに時間を要してしまうのだ。自分の思いを断ち切れないというのは本当に厄介なものである。別れを告げられたら現実を受け止め無理にでも前を向こうとすることができる。忘れなきゃといいきかせその努力する。少なくとも待つことから開放される。
しかし何も告げられなくいきなり連絡がとれないとなると大体引きずることとなる。
人をシャットアウトする方はいいが取り残された方は無駄な時間を費やす。彼自身は彼の中でだけで一方的に終わりにさせ、向こうがひとりで勝手に片付けてしまっただけ。宣告を受けてない方からしたらキチンと別れたことにはなってない。
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それは二人が互いに理解し“成立した別れ”ではなく、別れというよりもただ無視をし放置し続けてオンナにそれとなく分からせようという姑息な手段。別れたというよりも逃げたという言葉がふさわしい。「逃げるような男」というのは女を早く楽にしてあげようなどとは思っちゃくれない。自分が楽にさえなればいいのだ。はっきりと終わりを告げない男、物を言わぬことや連絡を途絶えさせることで関係を終わりにさせた気になっている、自己完結する男たち。
「逃げる男」というのは非常に勝手である。
“逃げるが勝ち”なんてことわざは、まさにていのいい逃げ口上であり、男の体制が不利になるのを恐れて生み出された言葉ではなかろうか? “彼の心はここにあらず”“別れるしかない”と女に分からせてくれたら……。
「もう無理なんだ。実は……」となんでもいいから言い訳されたほうがナンボ楽か。その時は痛い思いをしてもその恋を長く引きずらなくて済む。その場では傷ついたとしてもその別れを受け入れることができる。というより受け入れるしかなくなるのだ。最後に相手がちゃんと向きあってさえくれれば女の気はおさまる。それならば仕方ないと納得する。
だが、最後にこれができない男は意外と多い。ケリも白黒もつけちゃくれないのである。…
「きちんと恋を葬ることができない」ズルズルの恋はなぜ起こる?
LAURIER(ローリエ)
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なかなか忘れることができない……。
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男は何も言わずに去る。前触れもなくフェードアウトする男に、女は『自分で自分の思いを始末』し『自分の恋を成仏』させるしかないのだ。
私は貴女が残される側、男に逃亡される側になって欲しくない。また音信不通となった男を無駄に追いかけたりしないためにも引きずりまくらないためにも、先回りして“逃げるような男”を見ぬいて欲しい。
(神崎桃子)
神崎桃子著「逃げる男 復刻版~逃げる男を見分ける特別付録付き」
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